中央競馬【GII】阪神カップ

阪神カップ

阪神カップ(はんしんカップ)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。

概要

2006年に新設された重賞競走。従来の中央競馬は長距離を重視した競走体系となっていたが、個々の馬の適性を見出す観点から競走体系を見直し、段階的に短距離競走体系の整備が進められ、スプリンターとマイラーがともに出走可能な新たな魅力をもつ競走と位置づけ、芝1400mのGII競走として創設された。創設時から国際競走に指定され、外国馬も出走可能となっているほか、特別指定交流競走にも指定され、地方競馬所属馬も出走が可能。
格付表記は2007年に日本がパートI国へ昇格した際に「JpnII」へ変更され、2009年から国際格付の「GII」に改められた。
2012年・2013年は有馬記念の翌日に行われ、中央競馬の1年を締めくくる重賞競走となった。

競走条件

以下の内容は、2016年現在のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:定量(3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)

中央競馬で施行する古馬混合のGII競走で負担重量が定量なのは、本競走と札幌記念のみ。

賞金

2016年の1着賞金は6700万円で、以下2着2700万円、3着1700万円、4着1000万円、5着670万円。