中央競馬【GIII】きさらぎ賞

きさらぎ賞

きさらぎ賞(きさらぎしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
競走名の「きさらぎ(如月)」は、陰暦の2月を表す異称。
正賞はNHK賞。JRAの重賞でレース名が平仮名なのは当競走とみやこSの2つのみである。

概要

1961年に創設された、4歳(現3歳)馬限定の重賞競走。1962年の第2回より(NHK賞)の副称がつけられている。
創設時は中京競馬場の砂1200mで施行。その後は砂1700mへの変更を経て、1971年から1986年までは中京競馬場・芝1800mで施行していた。1987年からは京都競馬場・芝2000mに変更され、1991年から京都競馬場・芝1800m(外回り)で行われている。
格付表記は2007年に日本がパートI国に昇格した際「JpnIII」に変更、2009年から国際格付の「GIII」に変更された。
外国産馬は1972年から出走可能になった。1996年には特別指定交流競走に指定され地方競馬所属馬の出走が可能になったほか、2009年には国際競走に指定され外国馬の出走も可能になった。

競走条件

以下の内容は、2017年現在のもの。

出走資格:サラ系3歳

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:別定

  • 日本馬:馬齢重量、収得賞金1800万円以上の馬は1kg増
  • 外国馬:馬齢重量、重賞競走1着馬は1kg増

賞金

2017年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円。