中央競馬【GIII】チャレンジカップ

チャレンジカップ

チャレンジカップは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。

概要

1950年に、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として「チャレンジカップ」の名称で創設。1953年に「朝日チャレンジカップ」と改称され、以来長らくこの名称で定着していたが、2014年より朝日杯フューチュリティステークスの施行場が阪神競馬場へ移されたことに伴い、名称は創設時の「チャレンジカップ」に戻された。
距離は第2回まで芝2400mで行われたが、1952年より2000mに変更。負担重量や開催時期は幾度か変更され、2012年から2016年は芝1800mのハンデ戦で12月に行われているが、2017年より中距離競走体系の整備に伴い芝2000mに変更されるとともに別定戦となる予定。
外国産馬は1978年から1983年まで、および1993年から2004年まで混合競走として出走が可能になったほか、1997年から地方競馬所属馬が出走可能になった。2005年から国際競走となり、外国馬も出走可能になった。

競走条件

以下の内容は、2017年現在のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬(外国産馬含む)
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:別定(3歳55kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減)

  • 2016年12月3日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
  • 2016年12月2日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

賞金

2015年の1着賞金は4000万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着600万円、5着400万円。