地方競馬【JpnII】さきたま杯

さきたま杯

さきたま杯(さきたまはい)は、埼玉県浦和競馬組合が浦和競馬場ダート1400mで施行する地方競馬の重賞競走(ダートグレード競走、JpnII)である。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は「農林水産大臣賞典 さきたま杯」と表記される。
副賞は農林水産大臣賞、埼玉県浦和競馬組合管理者賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、サンケイスポーツ賞、また生産牧場賞がある(2017年)。

概要

1997年に、サラブレッド系4歳(現3歳)から10歳(現9歳)までの馬による中央・地方全国交流重賞(統一GIII・南関東G2)として創設された。
競走条件は2003年に3歳以上に変更、2005年からは4歳以上となっている。格付けは2011年よりJpnIIに格上げされた。

競走条件

以下の内容は、2017年現在のもの。

出走資格:サラブレッド系4歳以上

  • 南関東所属馬6頭
  • 地方他地区所属馬2頭以下
  • 中央競馬所属馬4頭
  • 東京スプリントで上位2着までに入った地方所属馬と、かしわ記念で上位3着までに入った馬のうちの南関東所属最先着馬に優先出走権が付与されている。

負担重量:別定(56kg、牝馬54kg(南半球産4歳馬1kg減))

上記を基本重量とし、更に以下のように斤量が課せられる

  • 本年5月26日までのGI・JpnI競走優勝馬は2kg、GII・JpnII競走優勝馬1kgの負担増となる(2歳時の成績は対象外)

賞金

1着3100万円、2着1085万円、3着620万円、4着310万円、5着155万円。