地方競馬【JpnII】名古屋グランプリ
名古屋グランプリ(なごやグランプリ)は、愛知県競馬組合が名古屋競馬場ダート2500mで施行する地方競馬の重賞競走(ダートグレード競走、JpnII)である。
農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は「農林水産大臣賞典 名古屋グランプリ」と表記される。
副賞は農林水産大臣賞、地方競馬全国協会理事長賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、(一社)愛知県馬主協会会長賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、愛知県競馬組合管理者賞、開催執務委員長賞(2016年)。
概要
2001年にダートグレード競走として創設。同年に中央・地方全国交流競走から外された東海菊花賞を継承している。
コース・距離は第1回から現在まで変わらず、名古屋競馬場ダート2500mである。現在行われているダートグレード競走では最長距離。
中央勢が圧倒的有利なレースであり、地方勢は第1回のミツアキサイレンス(笠松)以来優勝がない。連対も2006年第6回のレッドストーン(地元・愛知)まで、3着も2007年第7回のチャンストウライ(兵庫)までと苦戦を強いられていたが、2016年第16回でカツゲキキトキト(地元・愛知)が久々に健闘した。
競走条件
以下の内容は、2016年現在のもの。
出走資格:サラブレッド系3歳以上
- 東海地区(愛知・笠松)所属馬3頭
- 地方他地区所属馬4頭以下
- 中央競馬所属馬5頭
- 東海菊花賞の優勝馬に優先出走権がある。
負担重量:別定(3歳54kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減(南半球産3歳2kg減)
上記を基本重量とし、更に以下のように斤量が課せられる
- 本年12月10日より前のGI(JpnI)競走優勝馬は2kg、GII(JpnII)競走優勝馬は1kg負担増となる(ただし2歳時の成績は対象外)
賞金
1着3100万円、2着806万円、3着403万円、4着186万円、5着155万円、着外20万円。